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実績・活動紹介

夢を繋ぎ、未来を育む。 一般社団法人TRE設立10周年記念イベント/2024年度卒業記念マッチ開催報告

2025年3月23日、一般社団法人TREは設立10周年を迎え、その記念として2024年度小学6年生卒業記念マッチと式典パーティーを開催いたしました。

TREは、「サッカー・スポーツを通じて人々の『GOAL=夢・目標』を生み出し、それを次世代へと繋ぐ」ことを使命に活動してまいりました。

世界で活躍する日本人ストライカーの育成、引退後の選手が新たな夢を見つけられる環境づくり、そしてスポーツの力で社会を活性化し、多くの人が夢を持ち続けられる世の中をつくる。これらは全て、私たちの根幹にある願いです。

この理念を体現する重要な取り組みの一つが「サポーツマンプロジェクト」です。発起人である長谷川自身の引退後の経験から生まれたこのプロジェクトは、「後輩の現役選手たちには同じ想いをしてほしくない」という強い想いから始まりました。引退後、進むべき道に迷い、不安と焦燥感を味わった長谷川は、2015年の引退試合で多くの皆様に背中を押されたことで、ようやくセカンドキャリアをスタートすることができました。元チームメイトである宇留野も、タイリーグでの選手活動から帰国後、引退を決意しながらも将来に悩んでいました。そんな中、長谷川の引退試合での再会や、多くの仲間、そして様々な方々からのサポートのおかげで、宇留野も新たな一歩を踏み出すことができました。この経験から、長谷川は、日頃お世話になっているサポーター、スポンサー、チームの皆様、そして家族に直接感謝を伝えることこそが、サッカー選手としての「終了のホイッスル」であり、セカンドキャリアの「キックオフのホイッスル」になると確信しました。サポーツマンプロジェクトは、選手が次のステップへの「決断・覚悟」をするきっかけを提供し、現役時代と同じ情熱をセカンドキャリアに注ぎ込めるよう支援することを目的としています。そして、選手、サポーター、スポンサー、チームがこれからも繋がり続け、支え合える、そんな豊かなサッカー界を目指しています。

この理念に基づき、今回の記念イベントでは、長谷川の原点であるFC千住イーグルスをはじめ、TRE2030ストライカーアカデミー、そして指導受託をしている金富FCの卒業記念マッチを開催させていただきました。 未来を担う子どもたちが、元Jリーガーやプロジェクトを応援する大人の方々との交流を通じて、次のステージでも輝けるようエールを送りたいと考えたからです。そしてこのプログラムを通じて夢を持ち続けることの大切さを参加者全員と共有したいという強い想いがありました。

第一部:グラウンドでの卒業記念マッチ 未来への第一歩!

記念イベントの第一部は、グラウンドでの卒業記念マッチです。参加チームは、FC千住イーグルス、金富FC、そしてTRE2030ストライカーアカデミーの選手たち。さらに、TREが運営する大人のサッカースクールからも、活動に賛同し応援してくださる方々に参加いただきました。大人のサッカースクールの参加者はプログラムの内容により限定人数となりましたこと、この場を借りて改めましてお詫び申し上げます。

大人のサッカースクールは技術向上だけでなく、TREが掲げる「2030年 みんなで育てよう!W杯得点王 」というテーマに共感し子どもたちの夢、そして日本サッカー界への貢献を共に目指す活動となっています。

子どもたちに本物のスキルを肌で感じてもらい、「目指すレベルはここにあるんだ」という明確な目標を持ってほしいという想いから、卒業記念マッチには、豪華な元Jリーガーのゲストの方々に参加いただきました。 ウォーミングアップの時間には、子どもたち、大人、そして元Jリーガーのゲストが一緒にボールを蹴り笑顔が溢れる和やかな雰囲気となりました。

大人のサッカースクールの参加者にとっては、普段応援している子どもたちと直接触れ合う貴重な機会となり、また子どもたちにとっては、多くの大人に応援してもらっているという実感を得る時間になったことでしょう。その後のミニゲームでは、「大人 vs 子ども」という特別なレギュレーションを採用。大人チームにはゲストの元Jリーガーも加わり、大人の参加者は本物のプレーを間近で体験できるという、またとない機会となりました。子どもたちは、大人に負けじと懸命にボールを追いかけ、卒業する仲間たちとの最後の試合を心から楽しんでいる様子でした。また、TREのコーチ陣も大人チームに加わり、共に汗を流しました。

会場のMCは元NHKアナウンサーである若月さんが担当し会場のボルテージを最高潮に引き上げてくださいました。

そして卒業記念マッチ。
日本代表の試合入場時に流れるアンセムが鳴り響く中、卒業生と参加者全員が入場し、保護者の皆様へ感謝の挨拶を行いました。各チーム真剣勝負でぶつかり合う姿は、観ている人々の心を熱くしました。

ゲストの元Jリーガーの皆さんも、それぞれの持ち味を活かした素晴らしいプレーを披露してくださいました。

 李忠成さんは、日本サッカー界の歴史に残るアジアカップでのボレーシュートを彷彿とさせる圧巻のゴールを決め会場を沸かせました。ディエゴ・加藤・マラドーナさんは、マラドーナさながらのトリッキーなプレーで観客を魅了し、ハンドでゴールを決めるというパフォーマンスで会場を盛り上げました。

記念マッチの試合後には、元Jリーガーの選出によるヒーローインタビューを実施しました。緊張しながらも感想を述べ、この貴重な経験はかけがえのない財産になったことでしょう。

閉会式では、最近引退された二瓶翼選手と李忠成選手から卒業生に向けて温かいメッセージが贈られました。お二人の言葉は、子どもたちのこれからの人生における道標となってくれたら何よりです。

第二部:銀座CADRAN(カドラン)での式典パーティー 感謝を胸に、未来への絆を深める

場所を銀座に移し、素晴らしいロケーションのレストラン「CADRAN(カドラン)」にて、第二部の式典パーティーを開催いたしました。日頃からTREの活動を支えてくださっているパートナー企業の皆様、お取引先の皆様、そして応援してくださる多くの皆様にご参加いただきました。

「感謝を伝える」ことをテーマとしたこのパーティーでは、和やかな雰囲気の中参加者同士の交流が深められました。

第一部に引き続き、若月アナウンサーに加え、元ヴァンフォーレのピッチレポーターでフリーアナウンサー中島さんのお二方が司会を務めてくださいました。パーティーでは、TREの10年間を振り返る記念映像が上映し、これまでの活動の軌跡を参加者の皆様と共有しました。

この記念イベントを通じて、改めて多くの皆様に支えられていることを実感いたしました。皆様の温かいご支援が、私たちの活動の大きな原動力となっています。

この活動報告を通じて、少しでも多くの方にTREの理念や活動内容にご共感いただければ幸いです。

私たちは、共にストライカー育成を広げ、日本サッカー界を盛り上げていく賛同者を募集しています。

これからも、TREは「GOAL=夢・目標」を生み出し、次世代へと繋ぐという使命を胸に、様々な活動を展開してまいります。今後とも、ご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

これまで支えてくださった全ての皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

一般社団法人TRE

【お問い合わせ先】
Mail: info@tre2030.com

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